物語

深夜2時から営業をするお店に求められるものは〇〇だった。

 

 

‘’深夜2時から光がつく不思議な場所がある”

あるテレビ番組が、その正体を追いかけてみると1軒のお店でした。

 

 

店主はなんと79歳。

「ひとと話すことが楽しいから続けている。」

 

深夜2時から、いったいだれと話すのだろうか・・・?

なにをしているお店なのだろうか・・・?

 

 

朝起きて、昼間仕事にいって、夜は寝る。

こんな生活スタイルのわたしには想像がつきませんでした。

 

 

このお店の休みは、日曜日の午後だけ。

月曜日から土曜日まで毎日営業。

食事ができる場所であり、昼間にはクリーニング屋さんも出入りしていました。

 

お客さんはいったいだれなのでしょうか?

 

 

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このお店に集まるのは、

タクシードライバーのおじさま達でした。

 

 

 

 

タクシードライバーのおじさま達は、

仕事終わりに食事する場所に加えて、

「行けばだれかしらがいる場所」

「なんの理由がなくても集まれる場所」

「安らぎの空間」

を求めていたのでした。

 

 

 

このお店って、

小学生の頃にひとが集まる「公園」に似ているなって思いました。

 

学校が終わって、放課後に特別だれかと約束をしていなくても

公園に行ってみたら、だれかしら一緒にあそべる人がいる。

 

家に帰ってもひとりぼっちで、寂しいときには

公園にいけば、だれかに会える。

 

 

そんな「コミュニティ」としての役割があったんですね。

 

タクシードライバーからしたら、

「仕事終わりの深夜 × 食事ができる場所 × ひととのつながりを持てる場所」

この3つがかけ合わされた場所は、貴重ですよね。

 

かつ、昼間にはクリーニング屋さんが出入りしているので、

お店に洋服をまとめておけば、代わりに出しておいてくれる。

そんな利便性も兼ね備えたお店でした。

 

外観や内装は、お世辞にもきれいとは言えませんが、

いつも人がにぎわっています。

 

 

 

 

 

ひとって、社会の一員として、だれかとつながりを持ちたかったり、

無意識レベルにおしゃべりの場やコミュニティを求めていたり。

 

いくらひとりが大好きで、ひとりが楽な人でも、

ずーーっとひとりで、一生誰とも話さない、

なんてことはできないんだと思います。

 

 

マズローの5段階欲求では、

・じぶんの居場所がほしい、

・どこかのコミュニティ(家族・学校など)に所属したい

・社会とのつながりをもちたい、

・話せる仲間がほしい、

という感情は、

「社会的欲求」に当てはまります。

要は、人間の本能なんですよね。

 

 

ずっと続いていく「お店」には

「タクシードライバーのために」っていうターゲットをきっちり決めていたり、

無意識的に備わっている自然欲求をみたす場所だったりするんですね。

 

このような「人間の欲求」を知ってみると、

ものごとの見方にちょっと角度がついておもしろくなります。

 

 

 

 

PS.

わたしがビジネスをしている理由の1つに、この社会的欲求があります。

家族と職場以外の自分の居場所・コミュニティが欲しかったんだ、って気づいたんです。

趣味もなく、部活もやっておらず、

家と職場の往復だけな人生がちょっと嫌だったんですよね。

いま所属しているコミュニティに入ってから、このじぶんの欲求に気づけました。

あなたの社会的欲求はどうですか?^^

 

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