こんばんは、こばやんです。
ゆりにこさんの毎日チャレンジに参加して、
ふと目についたスマホケースを題材に
記事を書こうと思いました。
「どうしてこのスマホケース買ったんだっけなあ」って思い返してみると、ある出来事があったんです。
去年、わたしは13,200円のスマホケースを買いました。
13,200円のスマホケースって、
わたしにとっては高いお買い物だったんです。
それまでは2000~3000円くらいの濃いピンク色のシンプルな手帳型スマホケースを使っていました。
特別不満はありませんでした。
手帳型のケースにはSuicaも入れられて、パスケースをもたなくてもいいこと、画面も守られていること、もしお財布を忘れても大丈夫なように千円札をいれるポケットがあること、とても便利でした。
強いて言えば、手帳をしめるフタ部分がマグネットじゃなくてボタンを選んだので、カチってとめるのが固くて面倒くさくて、あまりちゃんとしてなかったくらいでした。
どうして1万円以上するスマホケースを買ったかというと、
スマホ画面がバキバキに割れてしまう事件が起こったからです。
あれは、彼氏と旅行にいったときでした。
これから宿にチェックインするっていうときに、スマホで予約画面を用意しようとして、手が滑ってスマホを落としたんです。
手帳型だから、画面はまあ大丈夫だろうなって安心していたのですが、あろうことか手帳がきれいに開いた状態で駐車場のコンクリートの上に落ちていたのでした。
「!!!ひええええ!!画面側から落ちてる!!!」
焦って拾うと、嫌な予感は的中。
ヒビが入ったとかではなく、見事に画面がバッキバキに割れていました。
楽しい旅行なのに、スマホを落としたことで完全にブルーな気持ちになって。
<修理したらいくらかかるっけ・・・>
<どこで修理できるんだっけ・・・>
<Apple Storeって遠いんだよねぇ・・・>
<スマホ買い換えなきゃだめかなぁ・・・>
<画面保護のために手帳のスマホケースにしたのに、こうやって落ちるなんて・・・!>
とか、こういうことばかり頭の中で考えちゃって。
気にしてないフリするんだけど、すごく気にしちゃってました。
なにかブルーになることがあるとだいぶ引きずる性格なので、
せっかく久しぶりの旅行で一緒にいて楽しいのに、今思い返しても、記憶に残っているのはスマホを割った瞬間の映像が1番にくるんですよね。
上の空で会話してたかもしれないなぁ。
むすっとしてたかもなぁ・・空気悪くしてたかなあ。
その日、しばらくの間、引きずってたことが申し訳ないなぁ、と帰宅してから反省しました。
スマホ画面を割ったことが
こんなショックだとは思わなくて、
「もう絶対、割れないやつにするぞ!」
「もっとちゃんと保護するケースにしよう!!」
って決めたんです。
これがスマホケースを買い替えた理由です。
なので、スマホケースを買う目的は「画面を守ってくれるものを」で選び始めました。
でも、楽天市場やヤフーショッピングで調べているうちに、見た目が可愛いものに惹かれるんですよね。
いくら画面を守ってくれるとはいえ、’ごっついだけ’のものだと毎日持つものだから「うーん」と考えてしまって。
途中から、わたしは欲しい機能+自分のテンションがあがる見た目のものを探しているんだなって、気づきました。
ただ、見た目がかわいくて機能性もあるものは結構値段が張るんですよね。
いままでスマホケースは3000円以内のものしか買ったことなかったので、最初は「なんで1万円もするの?って高いなぁ」って思っていました。
それはその時に値段分の価値を感じることができなかったからだと思います。
ちなみに、
わたしが買った13,200円のスマホケースってどんなものかっていうと、
・本革で色の変化を味わえるので
・長くもっていても楽しめる。
・一点一点職人さんの手作り
・デザインや色が選べる
・自分だけのオリジナルになるので
・愛着がわく、より大切に使うようになる
・プレゼントで使われることが多いのも頷ける
・手帳型なので、画面が傷つかない
・キャッシュカードの磁気がダメにならないように、留め具部分がマグネットじゃなくてボタン式を選べる
・ボタンの位置が扱いやすいところにある
・Suicaがいれられて、手帳を閉じたままスムーズに改札を通れる
・ポケットがあるのでお財布がわりになる
・めっちゃ恥ずかしいけど、爪楊枝が入る。(家族で出掛けた時に毎回父親に爪楊枝を要求されるので)
・手から滑り落ちないリングがあり、リングのストーンの色も選べる
・手につけるストラップが選べるので、旅行先で景色の写真を撮るときも落とさずにすみそうで安心
買うまでの間に、
かわいい好みのスマホケースを持っている自分を想像したり、
大事なときに画面を割ってテンションを下げたくないって恐怖したり、
機能で得られる安心感や未来を自然と想像することで、
だんだん値段以上の価値を感じるようになっていました。
最初は「高いなぁ」って思っていましたが、「欲しいなぁ」ってずっと思い続けていることに気づいて
価値を感じられれば、高くても買う人はいるんだな、と身をもって感じました。
なにかモノを買ったときに、
特に最初は迷ったり、躊躇したりしたときから
「なぜその商品を買ったのか?」を考えて
自分のこころの動き・感じ方に触れてみると
消費者目線と仕掛ける側と両方の面を行き来できて面白いなって思います。
余談ですが、全く同じことをして画面を割りました。手帳型を見事に開いたまま落っことしました。(学ばない)
でも、ですね。
ぜんぜんヒビが分からないんですよ。結構割れているんですが、見た目では分からない。
タッチの感覚も変わらず、今までと同じように使えて割れてても問題ない。
以前と違うのはなぜか?って。それは保護シートの違いでした。
実は、「ガラスの保護シートが最強だ」ということにわりと最近気づきました。笑
ちゃんちゃん♪