こんにちは、こばやんです。
先日、中田敦彦さんのYouTube大学「お金の授業」を家族で見まして、
その中で紹介されていた本
「マンガでわかるシンプルで正しいお金の増やし方」
を購入しちゃいました。
といっても、実は買ったのは祖母なんです。
普段自分から本買う!まで夢中にならない祖母が、
動画見ながら「ねぇ、明日これ買ってきて」というので、
その場でネット注文しました。
届いて、「あら、マンガなのねぇ」なんてにこにこしてました。
私も、便乗して読んだわけですが、面白かったですね。
本読むのに結構時間がかかるタイプですが、
たぶん2時間ほどで読めたと思います。
ざっくり本の内容と思ったことを書いていきますね。
これもアウトプットの練習になります。
記憶力強化キャンペーン中です。
contents
本の要約
本の目次
6章立てになっていて、
お金を増やしたいならば・・・・
1章は、他人を信じるな!
2章は、年金と積立投資を使え!
3章は、新築マンションは買うな!
4章は、生命保険には入るな!
5章は、FPに騙されるな!
6章は、銀行に近寄るな!
インパクトのある目次ですよね。
え?どういうこと?と、どんどん読み進めたくなります。
各章のポイント
1章:他人を信じるな
①お金には人間リスクがある。友達・家族でも時には疑え!
②「あなたに商品を売ることで儲かる可能性がある人」にお金の相談をするのはNG
③年間手数料は「0.5%以下」のものから選ぶ
④リスクを取る運用 → 国内外株式のインデックスファンド
リスクを取らない運用 → 個人向け国債10年もの
第2章:年金と積立投資を使え!
①公的年金は破綻しないから、安心しなさい
②公的年金を払った方が、ほとんどの人はお得である
③公的年金は、想定外に長生きした場合の「長生きリスクへの保険」。
④確定拠出年金は、「企業型」「個人型」共に税制上とっても有利
⑤確定拠出年金の商品は、外国株式と日本株式のインデックスファンドを。手数料は0.3%未満のものを。他は地雷商品!
⑥つみたてNISAを使わない手はない
第3章:新築マンションは買うな!
①家を買うことが「常識」という先入観を疑え
②住宅ローンには、基本的に借主が亡くなったらローンがチャラになる生命保険がついている
③家を買うべきか?は、投資として考えた場合の価格次第。価格が安ければ買っていいし、高ければNG。新築物件は広告費等もろもろ含まれていて、基本割高なことが多い。
④将来の転売価格、家賃の変動、空室の可能性などはリスクである。不動産の利回りはローンの金利程度では全く足りない。
⑤転勤・転職・子供の学校・家族構成の変化・自分の健康状態の変化など住み替えが必要になる「人生の変化」の可能性を過小評価するな。
⑥家賃暮らしの人は、過剰消費注意!持ち家の人よりも、貯蓄・投資が必要だ!
第4章:生命保険には入るな
①保険の本質は「損な賭け」なので、生命保険は節約しよう。必要最低限の「保険金・期間・保険料」が大原則!
②生命保険は、売り手においしく、契約者に損な商品だ。
③十分な貯蓄があれば、生命保険は要らない。保険料は必要最低限に抑えて、早く「保険を卒業」しよう。同じお金を払うなら、保険料より、自分で貯蓄・投資を。
④がんの保険に入ったからといって、がんになる確率が小さくなるわけではない。「漠然とした不安」のために保険に加入すべきではない。
⑤保険を売ることで利益を得る人を警戒しよう。生保セールス、保険ショップ、保険を売るFP、友人・親戚すべて要注意。
第5章:FPに騙されるな!
①FPを「お金の専門家」として過信しすぎてはいけない。有名FPでも、マスコミに都合よく使われているだけの人が多数いる。
②資産運用、税務、相続、不動産など個別のテーマに関するFPの専門知識は、それぞれの分野の専門家に劣ることが多い。資産運用は金融機関人、税金は税理士・・・というように。
③「商品を売って利益を得る可能性がある人に相談するな」仲介で報酬を得ている多数のFPがいる。
④どうしても相談したい場合は、商品を販売しない中立性の高いFPに相談料をきちんと払って相談すること。セカンドオピニオンも有効。
第6章:銀行に近寄るな!
①銀行員は、顧客の詳細なデータを持っている「手強すぎるセールスマン」である。
②銀行の経営環境の悪化は深刻。「預金は1人1行1000万円まで」の制限を守ろう。
③「銀行はお金を運用する場所ではない」と決めよう。国債はOK!
④銀行で売っている運用商品の99%以上は手数料が高すぎて不適切。商品の説明を聞くだけ時間の無駄。
⑤銀行員と顔を合わせない方がいい。「ご説明」「ご案内」「ご提案」に関わらないように注意しよう。
⑥お金についても意思決定にあたっては「サンクコスト」にこだわらないことが肝心!
本の感想
耳が痛い
ぶっちゃけた感想としては、銀行員として、耳の痛い話!!でした。
特に最終章!
・お客さんが全員この本読んだら、銀行来なくなっちゃうのでは?
・低金利の今、銀行は融資金利ではやっていけず、手数料ビジネスを展開しているので、手数料がとれなくなったら・・・・?
と銀行員目線だとこう思うかもしれません。
でも、正論
ただ、会社でも商品知識をいれて、
個人でも金融商品を調べて、FPの勉強もして
まだまだ勉強途中ではありますが、
・自分が運用するなら?
・家族が運用するなら?
をいつも考えている身からすると、
本が伝えたいことはすごくよくわかります。
もちろんすべてがすべて賛同ではなく、
「うーん、それはどうかな~」と、思った節もありますが、
銀行の窓口で扱う商品は基本的に手数料はすごく高いです。
購入時の手数料だけでなく、年間保有コストも数%かかるものをみると、手数料以上に運用がうまくいくのだろうか?と思ったりします。
長期で保有するなら、やはり年間コストの低いものがいいに越したことはないです。
私自身、ネット証券でインデックス&コスト安いものを選んで投資してます。
手数料が高い投信は全部悪?
一方、勉強のために
実際に自分の銀行でも投資信託を買っていますが、
全部が全部悪いわけではないかな、とは思っています。
購入手数料が3%のものも保有していますし、
年間コストが高いものも持っています。
ぶっちゃけ手数料高いと思いますが、
手数料以上に、パフォーマンスが良ければ、まあいいだろうという考えです。
あとは、楽しみですかね♪わくわくするものならいいかな、と思っています。
パフォーマンスは不確実ですけどね。
長期的な資産運用からはちょっとズレますが、
数か月で利益20%とかで喜んでいただけることがあったのも事実です。
私が、費用が高くても持っているのは、
お客様に勧めるのに、
自分がやってないのはちょっと・・と思うので。
ただ、自分でやるならいいけど、
家族に全力でお勧めするかというと微妙なところです。
ネット証券でのつみたてNISAは、全力で押しています。笑
理解をいただいているお客様も多数
そんなこんなですが、
大変ありがたいことに、
手数料ビジネスを理解いただいていたり、
昔からのお付き合いがあったり、
ネット証券を紹介しても(内緒)、手数料がかかっても、相談したいと仰っていただけるお客様もいらっしゃいます。
神でしょうか。
・手数料かかっても、儲けられればいいよ、とか、(もちろん、絶対儲かるわけじゃないですし、損する場合もあることは理解いただいた上で)
・お任せがいいから、いいのよ。とか、
・WIN-WINだよね、ちゃんと手数料とってね、とか
・面倒でそんな推移みていられないから、教えてくれて助かる、とか
・○○さんのためになるなら、って・・・・お涙頂戴ものも。
そんな風に思っていただける方も
中にはいらっしゃるので、
私はそんなお客さまのために
全力で最適を考えて大切にしていきたい、
それだけだなぁ、と。
資産運用だけでなく、
日常のこと、
ご相続、
ちょっとしたことでも相談いただけるように、
銀行を上手く使っていただきたいなと思います。
本を読んで改めてお客様の温かさを感じました。
がんばろっと!!
おすすめ
資産運用はこれからの時代ぜったい必要だと思います!
まだ考えていなくても、
いずれは考えないといけない時がくると思うので、
まずは身近なところから、
本でもYouTubeでも見て、
関心を高めてもらえたらいいなぁと思います♪
あまり関心のなかった祖母でさえ、
面白く動画を見て、本まで買っちゃう
という勢いなので、
楽しみながら、ああ勉強になった!!
って思うはずです。
あっちゃんのYouTube大学はこちら⇊
今回購入した「マンガでわかるシンプルで正しいお金の増やし方」はこちら⇊
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そして、
これから資産運用を始められる方は、
金融機関の窓口は(投資信託)
・手数料が高い!
・ノルマもあるので、人によっては変なものを紹介されることも!
・商品もめちゃくちゃいいってものではない!
ということは本の通りかと思いますので、
ネット証券をどうぞ!笑
個人的に愛用しているのはSBI証券です。
あっでも、
金融機関人も全員が全員悪魔ではないので、
銀行を避けないでくださいね♪
おねがいします。
個人向け国債でも大歓迎です!笑
本でおすすめされてた、
つみたてNISAと確定拠出年金!
私も声を大にしておすすめします!!
なにからやろうかな?って方は
ぜひ、このあたりから考えてみてください。
語ると長くなりそうなので、このへんで^^
銀行員目線での感想でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
PS.
私のメルマガでは、不定期に
つみたてNISAだったり、
確定拠出年金だったり、
コロナショックでの下落は投資すべきなのだろうか?
という疑問だったり、
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